神戸市中央区 みなと元町内科クリニック
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ストレス専門Dr. 笠木のブログ
感情認知行動療法と認知行動療法
2022/04/15
認知行動療法とは 現在生じている問題を具体的にし、考え方や行動などの変えやすい部分から少しずつ変えていくことで、問題の解決をめざす心理療法です。 不安障害とうつ病に対しての効果は研究によって認められています。認知は、ものの受け取り方や考え方という意味です。ストレスを感じると私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込んでいきますが、認知療法では、そうした考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。ところで、認知行動療法はどれくらいの人に効果があるのかということになると、効果が少ない人の方が圧倒的に多いといわれています。なぜだと思いますか?
 それは、考え方や行動などの変えやすい部分から少しずつ変えていくことは、頭ではできると思っても、実際にやろうとすると、様々な葛藤、不安、心理的な抵抗がでることが多いからです。認知行動療法で感情を扱わないわけではありませんが、考え方を変えて行動させようとするので、行動を妨げる考え方や感情が出てきたときに、対応が困難になります。考えでいえば、失敗が恥ずかしいとか、今ではない、感情でいえば、不安や怖れです。この不安や怖れに対する怖れで、身動きがとれないような人の方が90%としたら、身動きが取れる、行動できる人は10%の割合だと思います。行動できる10%に入る人は認知行動療法が向いているのですが、残り90%は、認知行動療法をしても理想と現実の間で生まれる葛藤ばかりがでてきてさらに行動ができなくなりますので、考え方と感情の両方をうまく連動させる必要があります。その治療法を感情認知行動療法といいます。感情認知行動療法が必要な方が多いにも関わらず、今だに認知行動療法がメインに行われている理由はわかりませんが、感情認知行動療法にご興味のある方はご相談いただけたらと思います。