脳梗塞は、一旦発症してしまうと、運動機能障害、認知機能障害、感覚障害など、様々な症状が出現します。急性期に有効な治療はいろいろありますが、慢性期に有効な治療は、再発予防の薬だけであり、後遺症の治療はリハビリのみで、効果が不十分なことが多いです。脳梗塞は神経疾患であると同時に血管疾患、炎症性疾患でもあるため、神経幹細胞、ES細胞、iPS細胞などを用いる治療戦略は病態的に不向きであり、現時点では、血管修復作用と抗炎症作用がある間葉系幹細胞(MSC)に期待が寄せられています。そして、MSCは徐々にですが、期待に応えてきており、エビデンスが増えてきています。
他院の報告例①
http://www.kojinkai.or.jp/regenerative_medicine/cases/case1/
他院の報告例②
http://www.kojinkai.or.jp/regenerative_medicine/cases/case2/
まだまだ費用がかさむというのはネックですが、後遺症がつらい人にとっては、「治癒」「神経機能の復活」に向けての1つの大きな選択肢になりますね。個人的に間葉系幹細胞による治療について、ご相談がある方、治療についてお知りになりたい方は、以下まで気軽にご相談ください。