神戸市中央区 みなと元町内科クリニック
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ストレス専門Dr. 笠木のブログ
コロナで増えた不眠とストレスによる不安神経症
2022/12/03

コロナの影響かもしれませんが、最近、不眠と不安神経症の患者さんが外来にくる機会が急に増えました。人に会わなくなることが、色んな人にとってはストレスなんですね。

全国的にも、精神安定剤や睡眠剤を服用する人が急増していて、精神科、心療内科のクリニックはどこも患者さんでいっぱいです。

患者さんは、仕事が忙しい、明日のことが不安、ストレスが多い、緊張して寝られないなどなど夫々の色んな事情や理由があって、精神安定剤や睡眠剤を飲み始めることが多いですね。

 一方で、薬を飲み始めると、癖になってしまって止められないという話を耳にされている方も多いです。なので、患者さんの多くは、自分の場合に、薬が止められるかが心配で聞いてこられます。私は、「薬を止められますか?」と聞かれたら、「薬をやめるためにどうしたらいいかを十分に話し合いができていれば、止められますよ」とお答えしています。

ところで、多くの患者さんは、精神安定剤や睡眠剤を服用しない夫々の色んな事情や理由がなくなれば、薬はやめられると信じています。仕事を休めば、回復する、最悪、仕事を変えたらストレスはなんとかなるって信じている人もいます。

 果たして、夫々の色んな事情や理由は、実際になくなるのでしょうか?私の経験では、多くの場合、その方の色んな事情や理由がなくなることはありません。なぜなら、周囲の劣悪な環境、事情や理由を創り出しているのは、「本人」だからです。あるいは、その環境に身を置いているのを選択しているのは、「本人」だからです。

 事情や理由があることで、そのメリットをうけているのは、実は本人なんです。そのメリットがあるから、その環境に身を置けるのですね。そのメリットは、生活習慣を変えること、生き方を変えることに向き合わなくて済むというメリットです。本人にこの大きなメリットがあるので、その事情や理由のせいにしておけば、生活習慣を変えることから逃避することができます。

 

例えば、仕事が忙しい、明日のことが不安、ストレスが多い、緊張が多い、こういった事情で寝られないとします。まさに、その人のこういったストレスは、その人の生活習慣や生き方が事情を創り出していますよね。事情を変えようと思えば、本来は、事情を変えるよりも生活習慣を変える必要があり、それには大変な労力がかかります。なので、生活習慣や生き方を変えることは、大きなストレスなんですね。生活習慣、生き方を変えるくらいなら、事情や理由のせいで寝られないとしておいた方が楽なんですね。

  実際に、精神安定剤や睡眠剤を服用をやめたいという人に、「生活習慣を変えれば、薬を飲まなくてもよくなりますよ」とお伝えしたとして、どれくらいの人が生活習慣を変えようとされると思いますか?変えるための行動を続けられる人は、ほんのひと握りです。それくらい、生活習慣や生き方を変える壁というのは厚いんだということを多くの人に知ってほしいと思います。

夫々の色んな事情や理由があっても、安易に薬に手を出せば、薬から抜け出せず、泥沼にはまります。

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