2024年版 ヨガマットの選び方ガイド: おすすめのヨガマットとそのメリット デメリット

ヨガマットを選ぶ際は、厚さ、素材、サイズを基本として考えることが重要です。これらの要因は、ヨガのパフォーマンスだけでなく、使用感に大きく影響します。

• 厚さ: ヨガマットの厚さは、クッション性とバランス感覚を左右します。通常、3mmから6mmのマットが一般的で、バランスを重視するポーズに適しています。厚みがあるマットはクッション性が高いですが、バランスポーズで不安定になることもあります。
• 素材: ヨガマットの素材選びは、グリップ力、耐久性、環境への配慮を基準にします。PVC、TPE（熱可塑性エラストマー）、天然ゴムが主流です。PVCは耐久性が高い一方で環境問題があり、天然ゴムはエコフレンドリーですがアレルギーが心配されることも。
• サイズ: マットのサイズは、使用者の身長や使用環境に合わせて選ぶべきです。一般的な長さは約180cmですが、体格や使用場所によって長さを選ぶと良いでしょう。

ヨガと筋トレの両方をしたい場合: 5〜6mmのマット

ヨガと筋トレを楽しむ場合、5〜6mmのマットがおすすめです。この厚さのマットは、適度なクッション性とグリップ力を持ち、ポーズやフォームを安定させやすいです。また、コンパクトに丸められるので、持ち運びにも便利です。

良い点:

• クッション性とグリップ力がバランス良く、多様な運動に対応
• 丸めたときの直径が約13cmとコンパクトで持ち運びやすい

注意点:

• ポーズによっては厚みが足りない場合があり、膝や肘に違和感を感じることも
• 膝や肘の違和感がある場合は、マットを折り畳んだりクッションを敷くと良い

主にストレッチや膝・肘に優しいマットが欲しい場合: 10mm以上のマット

ストレッチ中心の人や膝・肘の違和感が気になる場合は、10mm以上のマットが最適です。厚みがあるため、クッション性が高く、硬い床の上でも快適に運動できます。

• 良い点:
  • 厚みがありクッション性が高いので、肘や膝をマットにつけても痛くなりにくい
  • 柔らかく体を支え、ストレッチや軽い運動に適している
• 注意点:
  • 丸めたときの直径が約30cmとかさばるので、持ち運びには不向き
  • 厚みのあるマットはバランスポーズや立ちポーズで安定しにくいことがある

持ち運びを重視する場合: 3〜4mmのマット、折り畳みタイプも選択肢に

外出先でのヨガや頻繁に持ち運ぶ場合は、3〜4mmのマットが手軽でおすすめです。この厚さのマットは軽量で、丸めると直径約10cmと非常にコンパクト。折り畳みタイプのマットもあり、カバンに入れて持ち運べます。

• 良い点:
  • 軽量でコンパクトに丸められるため、持ち運びに便利
  • 折り畳みタイプはさらに携帯性が高い
• 注意点:
  • クッション性やグリップ力がやや劣るので、持ち運び用としての利用がおすすめ
  • 屋外で使用する場合は、洗える素材のヨガラグも便利